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東京に足を運んで~青山ブックセンターに行く~

公共空間について、このブログの読者の皆さんはどうお思いになるだろう?
そもそも「公共」って何?
そんな声も聞こえるかもしれません

東京に行ったのは、マザーハウスに行く事だけではありません
この青山ブックセンターで行なわれたトークライブも然りです
そう、目的を詰め込んで今回の東京訪問を実行しました

このトークライブ、日程を知ってからすぐに申し込みをしました
コミュニティデザインの山崎亮さんと東京R不動産の馬場正尊さん
この二人のセッションは、非常に魅力的です

この青山ブックセンター自体、行くと何だか本を買いたくなる魅力のある本屋です
イベントの内容は、【5/5(日) 9:00~ ぼくらのシゴト報告会】に回すとして、この【青山ブックセンター】の魅力について考えてみました

① 本屋でトークイベントを行う
  普通、本屋といえば本を売る場所。それに間違いはありません
  そして、たまに著者に来るサイン会(握手会)が行なわれる程度
  でも、この青山ブックセンターでは、110人を超える人が入れる部屋があり
  そこでセミナーもあれば、講演会や○○教室も行なわれたりします

  2月に行った【奈良県立図書館】を本屋にした感じです
  本屋という箱物の新しい魅力を感じるには、十二分な場所です

② ベストセラー本とは違う並べ方の本
  本の並べ方やカテゴリーが、一般的な本屋と違う気がする
  普通だったら、ベストセラーや最近発売になって、CMが多い本を並べる
  
  それとは全く違う印象で、なぜだかいつも、引き寄せられる

  読書フェアもとっても奇抜
  今回の「公共空間はもっと面白くできる」なんてカテゴリーを
  一体、他の本屋でやるだろうか(笑)

  その奇抜さがあるからこそ、足を運んでしまいたくなります
 
③ 公共って何か・・・

  最後に、トークセッションの内容を少しだけ
  日本の「公共」の概念が、ぐちゃぐちゃになっている
  それは、"official"、"common"、”open”の混合した現状があるから

  「公共」と言いながら、公共の場所で何かをしようとすると
  「官」(役所)などに申請が必要
  そして、「官」の考え方で、申請が通らなかったとき、本当に「公共」なのか?
  そんな疑問を抱いたことはないでしょうか?

  その理由についても、スピーカーの皆さんの考え方に思わず納得しました

東京に足を運んで~青山ブックセンターに行く~_c0179662_21272.jpg



そんな素敵な発見と、購入した2冊の本。もちろん、サインをもらいました
それらを携えて、泊まる予定の友人の家に向かいます

もう、土地勘が全くないのでタクシーを使いつつ・・・

by mochi_roll | 2012-04-28 15:00 | シリーズ  

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